ノリタケ カタナジルコニアとして使用されているイットリア部分安定化ジルコニアは、高強度、高耐性でかつ耐熱性に優れる素材です。工業界においては広く活用されていますが、生体親和性や耐腐食性が高いことから、医療の分野でも人工関節の素材として使われており、これらの特性より歯科補綴素材としても大いに注目が集まっています。 ジルコニアの登場により従来の素材では難しかった、臼歯を含むロングスパンブリッジの製作も可能となり、メタルフリー（金属のない）補綴の実現に寄与することと確信します。
原材料自体、上から下にグラデーションがつき、透光性もジルパールと比べ向上しました。細かな色調のマッチングは難しい点もございますが、最も強度のある前歯向きのフルジルコニアクラウンです。
曲げ強度５５７Mpa~７４８Mpa
※連結・ブリッジは６歯までとなります。
※２歯以上の連続欠損ブリッジは基本的に不可となります。
１００％ジルコニア。曲げ強度は陶材焼付用金属の４００〜５００Mpaに対し１２００Mpa。強くしなやかな特性が「白いメタル」と呼ばれるゆえんです。１３のシェードがございます。先生ご使用のシェードガイドからご指示下さい。安全なマッチング、透明感、グラデーションにはお応えできない商品です。
おすすめ部位：大臼歯
従来のメタルボンドのメタル部分をジルコニアに置き換え、筆築盛したものです。対金属アレルギー、生体親和性に優れています。強度１２００Mpaのジルコニアの上にセラビアンZRを筆築盛します。
おすすめ部位：特に前歯。
１４歯までのフルマウスも、ワンピースで製作可能です。前歯部にはジルボンド、臼歯部には強度重視のジルパールなどの設計も可能です。
